珈琲の世界史 - コーヒーアドベントカレンダー2018 2日目

この記事は コーヒー Advent Calendar 2018 の 2日目の記事です

珈琲の世界史 

内容紹介

ヒトが何かを食べるとき、その食べ物に込められた「物語」も一緒に味わっている――そんなセリフを聞いたことはないでしょうか。
 コーヒーはまさにその最たる例です。カップ一杯のコーヒーの中には、芳醇なロマンに満ちた「物語」の数々が溶け込んでいます。その液体を口にするとき、私たちはその中の「物語」も同時に味わっているのです。コーヒーの歴史を知ることは、その「物語」を読み解くことに他なりません。歴史のロマンを玩味するにせよ、知識欲の渇きを潤すにせよ、深く知れば知るほどに、その味わいもまた深まるというもの。一杯のコーヒーに潜んだその歴史を、この本で一緒に辿ってみましょう。
  先史時代から今現在に至るまで、コーヒーが辿った歴史を、起源に関する最新仮説なども交えながら、できるだけわかりやすく本書にまとめました。近年話題の「スペシャルティ」「サードウェーブ」「純喫茶」なども、じつは混乱の多い言葉なのですが、それぞれの歴史をきちんと知れば、「なるほど、そうだったのか!」と目からウロコが落ちて、すっきり理解できることでしょう。
 「イギリス近代化の陰にコーヒーあり」「フランス革命の陰にもコーヒーあり?!」「世界のコーヒーをナポレオンが変えた?」「コーヒーで成り上がった億万長者たち」「東西冷戦とコーヒーの意外な関係」……などなど、学校で歴史の時間に習ったいろんな出来事が、じつは意外なかたちでコーヒーとつながっていることに、きっと驚かされるでしょう。 ――「はじめに」より、一部抜粋 
<目次>  
序章 コーヒーの基礎知識  
1章 コーヒー前史  
2章 コーヒーはじまりの物語  
3章 イスラーム世界からヨーロッパへ  
4章 コーヒーハウスとカフェの時代  
5章 コーヒーノキ、世界にはばたく  
6章 コーヒーブームはナポレオンが生んだ?  
7章 19世紀の生産事情あれこれ  
8章 黄金時代の終わり  
9章 コーヒーの日本史
10章 スペシャルティコーヒーをめぐって  
終章 コーヒー新世紀の到来

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一言コメント

1日目 で紹介した本の歴史編。『コーヒーの科学』 を書いた際に歴史編が長くなりすぎたため一部の原稿を削ったそうだ。その削ったものをもとに1冊の本になった。タイトルの「珈琲」と「コーヒー」の表記揺れが気になるがなんでだろう。
コーヒーの歴史本もたくさんあるが、この本はいくつもの本を紹介しながらそのまとめのようにも読める。諸説あるものをちゃんと紹介しながら書かれているのもとてもよい。また、日本においてコーヒーがどのように飲まれてきたか、そして昨今のサードウェーブコーヒーブームとの関連性も紹介されており、それが新書でまとまっているというのはとてもありがたい。

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