映画『パターソン』を観た

あらすじ

ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)。彼の1日は朝、隣に眠る妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)にキスをして始まる。いつものように仕事に向かい、乗務をこなす中で、心に芽生える詩を秘密のノートに書きとめていく。帰宅して妻と夕食を取り、愛犬マーヴィンと夜の散歩。バーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅しローラの隣で眠りにつく。そんな一見変わりのない毎日。パターソンの日々を、ユニークな人々との交流と、思いがけない出会いと共に描く、ユーモアと優しさに溢れた7日間の物語。

公式HPより

予告

感想

友人から『パターソン』が面白いらしいという評判を聞いて見に行った。

ある夫婦の月曜日から日曜日までを描いた映画であり、朝起きて仕事に行き、仕事をして家に帰る。最初は変わらない日常を見るだけの映画だと思っていた。しかし観ていると毎日同じ時間に起きるわけでもなく、仕事場で毎日同じ人と同じ会話をするだけでもない。同じような毎日であるかもしれないが、同じ日はないことがわかってくる。通勤のショットも毎度毎度撮影の視点が違い、「毎日が同じことの繰り返しで、つまらない」と思っていても視点を変えるといくらでも面白いことがあるじゃないかと言っているかのようであった。 大きなできごとが起きるわけではないがとても愛おしい日常を垣間見ることができこのような日常を過ごしたいと思った。

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